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準備・写真構図


現在は、パソコンやデジカメが普及し、手軽に写真を取り込んだ印刷物を作ることが可能です。写真つきのメニューを自店で作成されていらっしゃる方も多いかと思います。しかし、撮影した料理写真を、ただ貼り付けるだけという場合も数多く見受けられます。

これは、非常にもったいない事なのです。料理写真や店内の撮影をされた事がある方は共感して頂けると思いますが、料理写真というものは撮影してもイメージと違う仕上がりになる場合が多いのです。特に、デジタルカメラで撮影した場合は、写真の仕上がりが「こんなはずじゃ…」という事が多々あります。

先日、当店で雑誌掲載の依頼があり、プロのカメラマンさんとお話しする機会がありました。

プロのカメラマンの方は、「料理写真が一番簡単ですよ」と話していましたが、それはコツとポイント、そして機材が揃っていればの話しなのです。しかし、我々は業種が異なり、それらの機材も知識もありません。

しかし、プロのカメラマンに数十万円で撮影を依頼せず、我々でも十分に「美味しそう」に見える写真を撮影し、メニューに掲載する事は可能なのです。本編では「料理写真撮影」のポイントとコツ、最低限必要なもの等、撮影に関しての情報と知識、撮影後の処理の仕方等を詳しく説明しておきましたが、それ以外にも「美味しい写真」を撮影する為には、「写真構図」が必要になります。

例えば、料理がポツンと写っている写真と、料理の周りにビールや食材といった「料理以外の物」が写り込んでいる写真では、どちらが美味しそうに見えるでしょうか?私は後者だと思います。

(これは、メニューのデザインやレイアウトによっても変わります)

では、その「写真構図」を整えるために、ネタ帳を使って何をすれば良いのかを説明します。答えは一つ、美味しそうに見える写真を集めるのです。例えば、自宅に配布されている飲食店広告の料理写真や、インターネット上に落ちている写真、本や雑誌に掲載されている料理写真やイメージ写真。これらの、自店で使用する可能性がある「写真」を、すべて集めて写真図鑑のようにするのです。

そして、実際に「メニュー作成」を開始し、写真撮影する場合には、このネタ帳を活用して「構図」のイメージを利用するのです。こうする事によって、料理自体が活きますし、なにより断然に美味しそうな料理写真を撮影することが可能になるのです。

又、店内のイメージ写真やグラス・ワインといったイメージ写真を撮影する際にも活用できますので、難しく考えず、ネタ帳には皆様が「綺麗だ」「こんな写真を使いたい」と思った写真を集めて、構図アイデアの財産にしてください。



メニュービルダーの「11~13」章に詳細内容を収録