メニューを作り始める前に、皆様にオススメしておきたい事があります。
それは、「考える」作業についてです。
この、考える作業ですが「頭の中」で考えると、必ずといっていい程失敗します。出来ればメニュー専用の「ネタ 帳」の様なノートを一冊用意します。最初は、ここに「思った事」や「考えている事」等の『アイデア』を書き込んで、 目に見えるよう形にしておくのです。書式は何でも構いません。箇条書きや絵・イラストにしてもいいし、文章で 綴ってもいい。とにかく一度、文字や絵等の形にして、出てきたアイデアを書き留めておくのです。
こうする事により、折角浮かんだアイデアを忘れてしまう事も無いですし、今回使わなかったとしても今後役に立 つ場合も多々あります。これは、メニューに限らず、運営全般にも言える事だと思います。
現在、形や形式は違うかもしれませんが、皆様も「自分のアイデア」を書き込んでいる「ノート」や「手帳」があるはずです。実は、感動を呼べるメニューブックを作成する為には、この「ネタ帳」が最も重要な要素の一つとなるのです。
私の考えるネタ帳とは、皆様の歴史を記し、未来へ繋ぐ魔法のノートなのです。
なぜなら、「メニューブックを作成する=自分の想いをお客様に伝える」という事なのですから。現在、市場には「ABC分析の方法」や「原価計算」等を主に記載した本は多数市販されております。しかし、それらの計算や我々の業界で言われている「一般的な経営論」で、はたしてお客様に感動を呼ぶ事が可能なのでしょうか…。
答えは「否」。こんな机上の空論を続けても、それは我々の自己満足や妄想にしか過ぎないのです。なぜなら、われわれ経営者やスタッフも「人間」、そして、ご来店されるお客様も又「人間」なのですから…。飲食店や企業という、冷たい機械的な響きのする物が毎日の運営をしている訳でなく、運営しているのは我々「人間」です。私達もお客様と同様に、考えたり喜んだり・怒ったり笑ったり…。時には感動して涙することだってあるのです。
そんな、皆様が心に秘める「情熱」や「想い」をメニューブックにぶつけてください。
先ほども言いましたが、お客様も人間。我々も人間。冷たい無機質なメニューでは無く、心のこもったメニューを作ること・皆様をお客様に知って頂く事が『感動を呼べるメニュー』へと生まれ変わる第一歩なのです。
そして、それらを実現させる為に最も重要なのが、この「ネタ帳」となる訳です。
ネタ帳は、いわば「感動を呼ぶメニューブック」への羅針盤でもあり、皆様の分身となるはずです。
ここでは、この「ネタ帳」の作成方法と活用方法を特別に紹介致します。現在「ネタ帳」や「アイデア帳」をお持ちの方、又まだノートや手帳を作っていらっしゃらない方や、アイデアを記載した紙の切れ端を集めている方は、こちらを参考にして「ネタ帳」を作成されてはいかがでしょうか?
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